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私のカリスマ
10数年前の話である。
ある大手モデルクラブのクレジットで洋服が発表され そのメインイベントが東京青山で行われた。
当時世界を代表するスーパーモデルがその為に来日、
そのスーパーモデルのヘアメイクを担当した。
私にとって非常にラッキーな仕事で
異常にテンションがあがった事を今でも覚えている。
しかしそのスーパーモデル以上のインパクトを受けた一人の女性。
レセプションパーティー会場には多くの有名芸能人、モデル、業界人にあふれ、とにかく 賑わっているその会場の時間が一瞬止まった。
これは 「そんな気がした」レベルでは無く
本当に、間違いなく、止まったのである。
一人の女性の出現で。
1970年代はじめから日本を代表するトップモデルとして世界的に活躍。
勿論私にとってのカリスマとしての確立はもっと後のことになるのだが、
その会場でのファーストコンタクトは強烈だった。
私が目指す その頂点に君臨する 「ミューズ」であった。
失礼にもしばらくの間は視線を反らす事も忘れ見とれていた。
数十秒間 会場に向い軽い会釈を終えてその場を去った。
たったそれだけだった。
その後勿論 お会いする機会も無く、
ただその時の話は あちこちで 何十回もしてきた。
そして昨日、仕事中の電話で聞かされた 訃報。
おそらく私の中からは消える事は無いであろう「女神」に
御冥福を。
振袖BOOK「Watuu」撮影
今秋、発売予定の雑誌 振袖BOOK「Watuu」
撮影に行って参りました。
若いお嬢さん達を対象にした振袖中心の雑誌のようです。
狙いが成人式、卒業式 ならば
正装時の日本髪「奴島田」のアレンジで臨みました。
髪はサロンで創ってからスタジオに向かいます。
道具類を運ぶ必要が無いので 私的には助かります。
着物は1パターン。今回は帯や小物の選択に全く発言せず。着物担当者さんにお任せ。
自分の撮影とは全く違った装いですが、花街の撮影ではないので何でも自由。
撮影は2カットとすんなり終了。
発売が楽しみです。
ところで、今回のモデル 「フミちゃん」
今までも何度も一緒にお仕事してきましたが、
今回、サロンで髪を仕上げて スタジオ入り。
撮影終了後はサロンに戻る。
途中はタクシーで移動ですが、
バスローブ。
日本髪にバスローブのお嬢さんがタクシーを待っている姿は
めったに見られない光景です。
ジュンペイさん、スタッフの皆さんお世話になりました。
またお会いできる日を楽しみにしてます。
−花田−
3m X 12m
それほど親しい訳ではなかった。
妻を愛し
自然を愛し
自由を尊重し
人に優しい
彼の周りの時間は 私のそれと 明らかに「違」であった。
羨ましいとおもった。
彼に誉められる事が誇りに感じた。
画家として彼が残した最後の作品。
3m X 12m
仕込みさん
舞妓
今、映画でもちょっと話題の舞妓。
元はお茶くみの少女が接待として舞を踊ったのが始まりとか・・・・?
舞妓になるまでの最初のステップとして
仕込みさん
と言う お嬢ちゃんがいる。
本当に「お嬢ちゃん」と言う言葉がぴったりの少女達。
先日、知人につれられて宮川町のお茶屋に行った。
そこは置屋も兼ねていて
つまり「仕込みさん」がお姉さんにあたる 舞妓、芸妓、のお手伝いをしている。
一応今では16歳以上。中学を卒業してから この世界に入るらしい
が、
見るからに「チビッコ」が一生懸命働いている姿に 正直驚いた。
普通のアルバイトとは完全に異なる 修行 なのである。
接客、お座敷の作法、お茶、踊り、etc
「見習い」を経て 「店出し」の日までこれが続くのである。
彼女達。そして我々美容師
若干乱暴ではあるが 同じ 芸人 として、接客業 として
がんばらなければ・・・・・・・・・・・・・・・・・
技
今日 営業終了後、次の雑誌の撮影に関する最終打ち合わせがあった。
日本を代表する高級ジュエリーデザイナーの先生や関係者を集め、
今回使用する 数億円のジュエリーを前にしてのミーティングでした。
事前に準備してあったので、割と短時間に方向性も決定し
後は当日の私の出来次第・・・
2億円のネックレスの(宝石の価値はあまりよく解らないのだが)加工の技術の高さは驚異的でもある。
以前に甲府にある そこのアトリエまで職人達の仕事を見せてもらいに行った時の衝撃は
鮮明に残っている。
私も以前に彫金の真似事などしてみた事がある。
熱中しかけて 怖くなってやめてしまった。
趣味への興味がが本業を越えてしまう。全く困った体質である。
本題は職人の技術の話。その億単位の作品に仕上げてしまう"腕"。
勿論ベースの"石"が高価である事は言うまでも無い事だが 道具に驚いた。
ハイテクを駆使した それこそ1台数百万と言う機会が並んでいると思いきや、
ハイクオリティーなものには違いないが
普通にホームセンターでも見かけるようなものが ほとんどである。
才に恵まれた"モノ"が技の修練を重ねて はじめて可能になる領域が確かに存在する。
人間の手は本当にすごいと思う。

























